生徒作品

学生作品

うつすもの

写真自体は平面のものだが、それは空間を切り取っている。空間を切り取る、とはどういうことなのか。「写真は光を写している」ということと「鏡は光を反射させている」。写真だけでなく、人間の眼も同じく光を映してものを見ている。東京の視線や視点。東京の空間を切り取りたい。うつすものとはなんなのか。街中にいる通勤する人たちの脚を模した形。メインは鏡であるため、黒子的な存在と、スーツというイメージから黒を使用。東京の各地でこの装置を使って撮影をするため、全てのパーツをまとめられるようにし、鏡の板の下部にはキャスターをつけることで運びやすくした。これをコロコロ引いて、東京らしいと思われる各地に移動し、設置して周りの景色を映し、それを写真に写した。

制作者:寺西 海