KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

桑沢2020

Kuwasawa 2020桑沢2020

Fujimori Taiji Seminar藤森泰司ゼミ

Theme:観察すること、そして身体へ

  • planet formula01
  • planet formula02
  • planet formula03
  • planet formula04
planet formula蕭 雨軒
都市に暮らしているが、好きでも、嫌いでもない。ただ慣れている。空間と空間、空間と人間、空間と時間は、惑星のようにそれぞれに存在しており、お互いが小惑星帯(しょうわくせいたい)のようにつながっている。planet formulaでは、一つ一つの独立したエレメントが小惑星帯のように並んでいるが、そのエレメントを通じて、生活が繋がる。私たちの生活も同じことである。都市も、家も別々に存在し、お互いに繋がっている。
  • motaree01
  • motaree02
  • motaree03
  • motaree04
motaree石神 小夜
枕に顔をうずめたり、ソファの隙間に手を差し込んだり、畳まれた布団に足を入れたりなど、適度な重みや圧迫感は人に心地よさを感じさせる。そのことに着目し、柔らかく人にのしかかり、そして纏わりつき、服のように身に纏い使用する、新しい形のクッションが出来上がった。四種類の作品を作成し、頭に被るもの、手につけるもの、首に巻くもの、腰に絡みつくもの、それぞれが適度な圧迫感を与える形や重さになっている。
  • IBITSUMI01
  • IBITSUMI02
  • IBITSUMI03
  • IBITSUMI04
IBITSUMI桑原 哲平
「いびつみ」は人々が暮らす様々な場所で、色みを与え、そして気持ちが休まる、落ち着く、ルーズになる。正確なモノではなく、どこかズレているような、、、いびつというものに寛容になり、正確さばかりを追い求めずに、やや曲がっていてもそれはそれで良い。といった感情をもたらしてくれる装置、効果をみいだすモノを目指して制作しました。

その他作品

KEIKO+MANABU SeminarKEIKO+MANABUゼミ

Theme:スペースデザインの最前線

  • katagiri01
  • katagiri02
  • katagiri03
  • katagiri04
Carpe Diem片桐 結
ビルが立ち並ぶ中、時間を止めた青山霊園全体を使用し『生死にまつわる新しい施設』を提案するもの。死に対して“Memento mori” という警句があります。「人は必ず死ぬ」というこのラテン語は、“Carpe diem”「今を楽しめ」というものです。お墓参りの時、心の何処かにある「会いに行く」という感情を大切に、お墓参りだけではなく、休日にふらっと散歩に行けるような、そんな場所を作ろうと死者達の住む遺跡を設計した。
  • 夢ー感性的な空間の表現と探求01
  • 夢ー感性的な空間の表現と探求02
  • 夢ー感性的な空間の表現と探求03
  • 夢ー感性的な空間の表現と探求04
夢ー感性的な空間の表現と探求楊 賽賽
空間を考えるとき、よく理性的に考えることが多い。今回の卒業制作を機に、普段夢の中に出てきそうな空間を絵で再現した。ぼんやりしてるイメージや発想、あるいは何も考えずにゼロから線を引き、無意識的に描くことで、一つの世界ができ上がった。 私の夢の中に、現実の世界と違う膨大なものが存在している。それは、世界に対して人間が小さく小さく表現される世界であった。
  • 明日の身体へ01
  • 明日の身体へ02
  • 明日の身体へ03
  • 明日の身体へ04
明日の身体へ陳 治寰
身体(Corpus)は空間を測定する基礎である。これは現実的な身体ではなく、抽象的な身体概念だ。伝統的な空間の概念とは、空間の中にいる人が空間を感じることである。「人間とは何だろう」という根本的なことを反省した結果はポストヒューマンだ。その中に「非中心化」という重要な概念がある。非中心化による人間の主体と他者の境界線が弱体化し、身体と空間が本来の相対的な関係から同化することができる関係となった。

その他作品

Element Design CエレメントデザインC

Theme:“MOBILIS IN/IM MOBILI”

  • tilt 5° 01
  • tilt 5° 02
  • tilt 5° 03
  • tilt 5° 04
tilt 5° 中内 健人
「Mobilis in Mobili(動中の動)」に対してMobilis(前者の動)を個人の意識の変化、Mobili(後者)を人との日常生活と捉え、日常生活における人の意識の変化(動き)を空間化してくれるようなエレメントを目指した。「tilt 5°」は既存の建具の枠に嵌めてふすまや障子のように使ったり、連結して独立させて使うことができるパーティションである。
Triangles今村 小雪
“MOBILIS IN MOBILI(動中の動)”をテーマの元、持ち運びやすい椅子を制作しました。 メインターゲットを女性とし、女性が片手でも軽く持てるように素材に帆布、ロープ、アルミパイプのみを使用して、軽量化を目指しました。 室内やウッドデッキなど、思い立った時に好奇心と共に旅に出られるよう思いを込めて制作しました。

Interior Design CインテリアデザインC

Theme:TOKYO SHOWCASE

  • Hostel Commune 01
  • Hostel Commune 02
  • Hostel Commune 03
  • Hostel Commune 04
Hostel Commune樋田 明広
再開発により横丁は減少し続けている。だが今も横丁には人が集い賑わいをみせている。横丁に面した敷地に横丁と共生する宿泊施設を提案する。この施設は多様な人々が出会い、関わり合い、生活の一部を共有する場=Communeとなる。この宿泊施設によって横丁は拡張し、さらに魅力的な場所になる。

Living Design C住環境デザインC

Theme:地域と相関する生活のかたち

  • ギャラリストの住まい - 地域に開かれたアートウォールと住宅のコンプレックス01
  • ギャラリストの住まい - 地域に開かれたアートウォールと住宅のコンプレックス02
  • ギャラリストの住まい - 地域に開かれたアートウォールと住宅のコンプレックス03
  • ギャラリストの住まい - 地域に開かれたアートウォールと住宅のコンプレックス04
ギャラリストの住まい〜地域に開かれたアートウォールと住宅のコンプレックス〜福島 大空
敷地は、緑道北側の三角型の変形地。その一辺には高さ7mの垂直の既存擁壁が立ち、北側の住宅街と緑道の賑わいを分断していた。本計画は、この「既存擁壁」をアートウォールとして再活用し、建築と一体となったガレリア広場として賑わいを繋げることで、アートを媒介に地域住人が淀みなく集い、憩い、親しめる場を目指した。
KUWASAWA SPACE DESIGN ANNUAL 2019-2020

桑沢スペースデザイン年報2019-2020

  • 卒業生の生き様 - 本橋麻衣[インテリアデザイナー]