響 店舗インテリアD 2008 水菓子を専門に扱う和菓子屋。日本庭園の仕掛けの一つである、水琴窟をモチーフとした。建物全体を一つの水琴窟に見立て、上層から下層へ音色を響かせる。屋上は足湯があり、滴り落ちる水が1階で池をつくる。2階は枯山水の世界を表現し、水柱をくぐる行為によって自分だけの結界に足を踏み入れる。透明感の美しい水菓子を目で、足湯を肌で、音色を耳で楽しみ、水に癒される空間。日々のせわしなさ