住×1/50|雲橋 ―― 東京の空に近づく 住宅ユニット 2008 私たちは毎日違う空を見上げて、癒されたり気持ちよくなったりする。空はどこまでも繋がり、仕切りのない空間のように広がる。その空のイメージを取り入れ、東京のさまざまな場所を敷地にする住まいを設計した。既存のビルの上に雲のように寄生する建築。空の輪郭を柔らかくし、外壁に空を映し込み、空に最も近づき望める空間。そこに、在籍が1年以内の短期留学生が滞在する。空にもっと近づいたその空間で、町と、人と、空が交流する。