思うということ -thinking- 内田繁ゼミ 2010 古来、人は日々の中から自然の現象や人そのものを観察し、内にある願いの数だけ祈りの対象や行為を生み出してきた。しかし、現在では祈りはイベント化、マニュアル化され、生活に密であった「祈り」から離れつつある。そこで、祈るという行為を行う空間ではなく、人が祈りを行う前に今一度「祈りを思い、考える」ための空間を提案。自然の力を使い、人がそれぞれ持つ不安や願いを投影できるよう抽象的な空間を制作した。