Riff 藤森泰司ゼミ 2016 私たちは無意識にモノの大きさや形や重さに影響されて行動し、そうした環境を利用して日々生活している。モノと身体との関わりに興味を持ったことから、向きがなく抽象度の高いオブジェクトとしての家具を制作した。1,100×1,100×550mmの直方体をモジュールとし、それを2方向から4度円錐曲線状にくり抜くことで生まれた形を組み合わせて使う。置かれた向きと個数によって、身体との関わり方に幅をもたせた家具である。