KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

桑沢2022

Kuwasawa 2022桑沢2022令和3年度卒業生作品展

Fujimori Taiji Seminar藤森泰司ゼミ

Theme:観察すること、そして身体へ

  • DALALY cushion
  • DALALY cushion
  • DALALY cushion
  • DALALY cushion
DALALY cushion佐藤 かほり
「既存家具に取り付ける身体的に楽しいエレメント」をテーマに制作した着脱式クッションシリーズ。さまざまな家具に取り付くことによりダラけたフォルムへと変身させ、可愛い見た目とクッションの感触を楽しませる。機能的な家具にあえてこのクッションをつけることで、慌ただしい生活のなかにダラダラする時間をもたらす。
  • ENNcounter
  • ENNcounter
  • ENNcounter
  • ENNcounter
ENNcounter佐藤 緋里
1つのスツールを「繋ぐ」ことで、人々の過ごし方に合わせて変化する家具。ビスケットのような円盤を用いて簡単にユニットを連結できる。ユーザーがラフに楽しく組み合わせることが可能で、例えばスツールを上下左右前後に繋ぐと棚やローテーブルに変化する。クローズドスペースからオープンスペースまで幅広く対応する場所を選ばない家具である。
  • Ver.5.3.4
  • Ver.5.3.4
  • Ver.5.3.4
  • Ver.5.3.4
Ver.5.3.4SU HAIYIN
伝統的木造建築に使われている仕口をモチーフにした、組み立てられる椅子である。完成形はシンプルだが、たくさんのパーツをパズルのように組み立てる。必要な道具はプラハンマーのみ。作者である私が手をたくさん動かして考えを得たように、使う人も楽しんでほしい。

その他作品

KEIKO+MANABU SeminarKEIKO+MANABUゼミ

Theme:スペースデザインの最前線

  • nomura
  • nomura
  • nomura
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建築視点さんぽのススメ齋藤 日和
建築はすごく身近なものなのに、つくる過程に難しいイメージを持っている人が多い。そこで空間を考える楽しさ、面白さを感じてもらうきっかけづくりができないかを考えた。自分の身近な場所のスケールが変わって、建築、空間になることを楽しんでもらいたい。建築も、その敷地、街を知っていくところからはじまる。
  • Synony Me
  • Synony Me
  • Synony Me
  • Synony Me
Synony Me濱野 真衣
「こだわりの強い女の子のための特別な普段着」をコンセプトとしたアパレルブランドをデザイン。ショップの敷地は北海道函館市。和洋折衷様式の建物が現存しており、ブランドのイメージであるフレンチガーリーと日本のかわいい文化が掛け合わさったデザインと共通点があると感じた。空間は布のたゆたった様子のフレアをモチーフとし、曲線を多用した空間としている。
  • 赤い帽子のちょこっと少年記
  • 赤い帽子のちょこっと少年記
  • 赤い帽子のちょこっと少年記
  • 赤い帽子のちょこっと少年記
赤い帽子のちょこっと少年記角屋 歩実
自分の好きな場所、落ち着く場所、わくわくする場所、本来の自分でいられる場所。その場所は一人ひとり違っていて、それぞれの思う”ステキ”が展開されている。もしもその空間が持ち運べたら、人々は第三の居場所でどんな風に過ごすのだろう。好きな環境に移動したり、好きなものをコレクションしたり、そこで過ごす自分を好きになったり。空間の断面を中心に描きながら妄想し、冒険ストーリーと組み合わせた絵本作品である。

その他作品

Element Design CエレメントデザインC

Theme:Three(Is a Magic Number)─『3』に触発されたエレメント

  • Morceau
  • Morceau
  • Morceau
  • Morceau
Morceau萩原 佳菜
3つのピースを組み合わせることで形態が変化する家具。幅270mmの「01」を基準に、540mm、810mmの3つのスケールを用意することで、組み合わせのバリエーションが増え、使い方の幅が広がるようにと考えた。一つひとつ独立して使うこともでき、使う人、使う用途に合わせて自由自在に組み合わせを変えることもできる。
Theater楠木 陽允
モアレという現象を取り入れ、飾る行為と隠す行為の境界を曖昧にする昇降棚。演劇で舞台装置は対象を際立たせたり、引き立てたり、調和したりとさまざまな関係性を生み、舞台の奥行きや、物語をつくり上げる。Theaterは、オブジェであり、モノを飾る棚。主役になったりモノの魅力を引き立てたり、また全体に統一感を与える。まさに使う人にとっての舞台である。

Interior Design CインテリアデザインC

Theme:TOKYO SHOWCASE

  • 日本処
  • 日本処
  • 日本処
  • 日本処
日本処在間 月乃
「全国47都道府県の食を月替りで提供する飲食店の提案。地方への旅行が厳しい今、地方との出会いをテーマにした。立地はセンター街の宇田川町交番前。内部を外の広場に開放し、食事や待ち合わせ、通り抜ける人などが繋がり出会う場になることを目指した。
  • 渋谷川浴場
  • 渋谷川浴場
  • 渋谷川浴場
  • 渋谷川浴場
渋谷川浴場蓑手 大樹
渋谷という場所で、味わう湯。仕事の始め、合間、終わりに予約し、渋谷の街並みを見ながら入浴する。24時間営業しており、天気問わず利用できる。動線によって男女の空間が分かれている。横幅1.5mしかないが充実した浴場が自慢である。

Living Design C住環境デザインC

Theme:地域と相関する生活空間

  • にぎわいの家
  • にぎわいの家
  • にぎわいの家
  • にぎわいの家
にぎわいの家小山 成美
段差のある自然の地形を活かし、緑道に対して『個人の生活』と『地域の公共性』が立体的に重なり合い、北沢川緑道での生活に”にぎわい”をもたらす家をデザインした。地域住民が集う料理教室兼カフェ(公共空間)と、それらを営む姉・妹家族の二世帯住宅(個人の生活)の三つの要素で考えた。
  • DAIDARA LODGE
  • DAIDARA LODGE
  • DAIDARA LODGE
  • DAIDARA LODGE
DAIDARA LODGE都築 彩香
世田谷区代田地域には地名の由来とされる「巨人ダイダラボッチ伝説」がある。巨人が残した足跡のくぼみをモチーフに広場をつくり、地域の通り道でつなげ、その周りをギャラリー、図書室、ステージが囲む地域資料館と館長などが住む住宅として計画した。くぼみを囲む大小5つの扉がその開閉によって、公と私、外と内、過去と現在、ハレとケなどの境界を曖昧につなげていく。それが生活の豊かさや地域の魅力を高め、住民が街に愛着を持つことになっていく。
KUWASAWA SPACE DESIGN ANNUAL 2021-2022

桑沢スペースデザイン年報2021-2022

  • 卒業生の生き様 - 桑沢から建築家の道へ

    ・吉本 考臣吉本考臣建築設計事務所 代表
    ・佐野 茜サノデザインオフィス 代表