「Kazuo Shinohara: 3 Houses」という本の著者であるスイス系ノルウェー人建築家のクリスチャン・デリー氏が大松先生に会いに桑沢に来てくれました。

クリスチャン・デリー氏は何度が来日しているそうですが、今回は約１ヶ月間を掛けて日本全国にある篠原一男設計の住宅を映像で撮影に来たそうです（映画でも作るのかもしれません）。
以前に大松先生が桑沢で制作した篠原一男に関する本の存在を知り、来校されたそうです。大松先生が制作したのは小さな本ですが、篠原一男が未発表の住宅２件を掲載しており、興味を持ってくれたそうです。その内の１件は、雑誌「住宅建築2011年2月号」にも掲載されており、大松先生が特集記事を書いています。興味のある方は、雑誌をご覧ください（桑沢で制作した本は、デリー氏にお渡しした本が最後の一冊ということです）。

最近スイスにある世界的な家具メーカーのヴィトラ社の敷地内に、篠原一男設計のから傘の家が移築されましたが、その移築はデリー氏の彼女が手掛けたそうです。デリー氏はその移築に関する本も出版しており、今回わざわざ持ってきてくれプレゼントしてくれました。