昼間部2年生「インテリアデザインⅡB」を担当している非常勤講師の亀田潤先生(STUDIO ALUC https://www.studioaluc.com/)が手掛けた「Nazuna 京都 東本願寺」がDezeen Awards 2025のインテリア部門にて、「Hotel and short-stay interior of the year」を受賞しました。
Dezeen Awardsは、英国ロンドンに拠点を置くデザイン誌「Dezeen」が主催する、世界最高峰の建築・インテリア・デザインを称える国際的なアワードで、本年度は世界89カ国から4,300件以上の応募が寄せられました。
(以下、亀田先生の説明文)
「Nazuna 京都 東本願寺」は、東本願寺・御影堂門の正面通りに位置する、築100年以上の歴史を持つ京町家旅館のリノベーションプロジェクトです。
東西に分かれていた2棟の建物を屋根で繋ぎ、時代と共に繰り返された改築の跡が残る、新旧の要素が混在した町家。解体を進める中で、時代を遡るにつれて構造の弱さが顕著になっていたため、新たに補強を施しつつ、かつての風情ある木造構造や仕上げをできる限り残しました。異なる時代の大工仕事が幾重にも重なり合う構造の接合部には、独特の美しさと趣があります。
解体の過程で出会う歴史的な要素ひとつひとつに向き合いながら、現代の感覚と調和させ、日本の伝統的な建築技術や職人の手仕事を体感できる宿づくりを目指しました。
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作品の詳細はSTUDIO ALUCのHPよりご覧下さい。
・Nazuna Kyoto Higashihonganji / Guest Room
・Nazuna Kyoto Higashihonganji / Public Space




