KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

夜1年「造形発想」最終講評会が行われました。

8月6日(水)6、7限目の夜間部1年生「造形発想」(伊藤邦彦先生)の授業では、前半課題の「ハンドスカルプチュアー」と、後半課題の「平面からの立体展開」のモデルとプレゼンボードを用いて最終講評会が行われました。
ハンドスカルプチュアーは、桑沢の伝統課題で、木の塊からひたすら手に馴染む形を延々と削り出す課題です。
平面から立体へ展開する課題は、自由に平面構成したものを、素材も検討しながら立体に起こしていく課題です。
どちらも基礎造形の訓練課題で、「機能のない純粋な形態」の創造・追求をし、後期からの本格的なデザイン演習に入る前の基礎的な立体造形能力を養うものです。

課題内容は大変シンプルなものですが、学生達の成果物を見るとその結果の多様さはデザインの奥深さを物語っています。
桑沢の伝統的な課題を通して、桑沢のデザイン教育の真髄やデザインにおける基礎造形力の重要さを知り、今後のデザイン演習で活かしていってほしいと思います。