新校舎は本校舎から歩いて３０秒ほどの場所にあり、元々ジュエリー専門学校が使用していた建物をリノベーションして、４月からオープンしました。

リノベーションを担当したのは、卒業生で現在夜間部の指導教員を担当している志摩健さん率いる設計事務所mossです。

１階は受付とイベントスペース。２・３階それぞれには２つの教室とその間にラウンジがあります。２階の教室では、アルネ・ヤコブセンがデザインしたアリンコチェア、３階の教室ではエンツォ・マーリがデザインしたMARIOLINA MONOという椅子が使用されています。４階は学生ホールと教職員の会議室、そして大半の部分が屋外テラスとなっており、屋外テラスからは丹下健三設計の代々木体育館などが一望できます。

詳しいデザインに関しては、以下の国内外の著名なウェブサイトで紹介されていますので、是非ご覧ください。

designboom

moss. forms patterned concrete facade for kuwasawa design school in tokyo

https://www.archdaily.com/1001271/kuwasawa-design-school-moss?ad_source=search&ad_medium=projects_tab

architecturephoto

志摩健 / moss.による、東京・渋谷区の「専門学校桑沢デザイン研究所 新教育施設」。バウハウスの理念を基とする学校の為に建物を改修。既存の長い形状を活かし、中央に“コモンスペース”を設けて両側に教室等を配置する構成を考案。モダニズム的素材の使用やデッサウ校舎の手摺の現代化等も実践

桑沢デザイン研究所ホームページ

桑沢学園・新教育施設の開設について