昼間部2年生の「住環境デザインIIA」(伊藤寛先生)では、個人住宅の設計を初めて行います。
前回、模型を製作したミース・ファンデル・ローエのバルセロナ・パヴィリオンを独自に分析・再解釈し、それらを応用した新しい住宅を設計し、模型をもとに発表したところです。
また、バルセロナ・パヴィリオンだけではなく以前、見学に行ったル・コルビジェの西洋美術館を分析・再解釈し発表した学生もおり、ミース・ファンデル・ローエとル・コルビジェのそれぞれの空間を比較しながら独自に再解釈した案を模型やダイアグラムに落とし込んでいきました。
最終的には、ある実在する敷地条件下に、個人住宅を設計するのですが、現段階では、バルセロナ・パヴィリオンが持つ空間的特性を、仮に敷地に当てはめた場合、どのような住宅が設計できるかを実験しているところです。
次週から、敷地見学など、より具体的な設計に入って行きます。