7/24(土)1、2限目に、昼間部2年生「エレメントデザインⅡA」(担当:片根嘉隆先生)の最終講評会が行われました。ゲスト講師にデザイナー・美術作家の寺山紀彦さん、トラフ建築設計事務所の鈴野浩一さんに来校いただきました。本授業はエレメント(モノ)単体のデザインではなく、「3つのエレメント」を通してモノから空間を作り上げる課題です。モノとモノ、モノと空間それぞれの「関係」をデザインする課題と置き換えられます。エレメント自体は、日常生活にあるあらゆるモノや現象の観察から「構造モデル」を発見し、抽出した構造とさまざまな素材を組み合わせて作り上げます。当初抽象的な表現に留まっていた構造モデルに原寸のカタチと関係を与えることで、大きな空間のデザインに通じることを学生たちも身体で理解することが出来たはずです。