1月31日(金)3、4限目に昼間部2年生「エレメントデザインIIB」の最終講評会が行われました。講評会には担当の柴山修平先生に加え、ゲスト公表者としてインテリアデザイン事務所 LITTLE代表の美和 小織さん(https://www.little-inc.com/)にお越しいただきました。
本授業では、家具のあり方を再度見つめ直し、新たなエレメントデザインの可能性を探求しました。学生たちは、名作家具の研究を通じてデザインの背景やコンテクストを学び、そこから得た知見をもとに独自の制作課題に取り組みました。
特に、マテリアルの特性を深く理解し、それを活かしたデザインが求められました。木材や金属、ファブリックなど、それぞれの素材の持つ質感や加工方法を実際に体験しながら、原寸大の作品を制作。形状や機能だけでなく、手触りや使い心地にもこだわることで、より実践的なデザインスキルを養いました。
最終講評では、各自が制作した家具のコンセプトを発表。素材選定の理由や構造の工夫、使用者にとっての快適性など、多角的な視点から評価が行われました。デザインの「考え方」を学び、それを形にするまでのプロセスを経験したことで、受講生たちは実践的なスキルと創造力を身につけることができたことかと思います。










