KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼2年「インテリアデザインIIB」の最終講評会が行われました

1月23日(木)3、4限目に昼間部2年生「インテリアデザインIIB」の最終講評会が行われました。本授業の担当の亀田潤先生に加え、STUDIO ALUCの佐々木洸奈さん、西川風花さん、株式会社スマイルズの花摘知祐さんと花摘百江さんをお招きいただき、大変充実した最終講評会を行いました。

本授業では、商業施設を中心とした空間設計について、エレメント・インテリア・建築の関係性を考察しながら学びました。最終課題では、「東京のオアシス」となるライフスタイルホテルのデザインに取り組み、ブランドメイキングからインテリア設計までを総合的に提案しました。

学生たちは、東京という都市の特性を捉えながら、都会の喧騒を忘れられる癒しの空間を創造。自然素材を活かした温もりのあるデザインや、地域文化を取り入れた独自のコンセプトが多く見られました。また、宿泊者の体験価値を高めるための空間構成や、照明・家具・アートの選定にもこだわり、細部まで計算された設計が印象的でした。

最終講評では、各自のコンセプトの明確さや、建築計画との調和、プレゼンテーションの表現力が評価されました。空間デザインだけでなく、ホテルブランドの方向性やストーリー性を意識することで、より実践的な視点での提案が求められました。学生たちは、一連の設計プロセスを通じて、デザインの可能性と表現力を磨く貴重な経験を得たことと思います。