7月9日(水)1、2限目に行われた昼間部3年生「エレメントデザインⅢA」(大原温先生)の授業では、課題の最終講評会が行われ、ゲストに卒業生でもある家具デザイナーの小久保竜季さん(www.tatsukikokubo.com)にお越し頂きました。
この授業は「MDFで椅子をデザインする」という課題で、家具の基本的なデザイン・製作の流れに沿って1/1スケールの製作までを学ぶことを目的としています。
講評会では1/1スケールの最終モデル、最終図面、デザインした椅子のポスターを並べプレゼンを行いました。
学生たちはこれまでにアイディアを模型で製作したりエスキースを重ねてきましたが、原寸で製作した時に椅子のバランスや座り心地などが思うようにいかなかったという意見や、原寸で出来上がったものを見て、もう少しシャープにしたいと思ったので検討を加えたなど、1/1スケールで製作したからこそ発見出来たことが多くありました。
先生方からは、どんな場所に置きたいか、どんな人に使ってもらいたいかを考え、偶然に出来たのではなく、何故そうしたのかを言えるようになってほしい。
ポスターに関しても、椅子と一緒に飾られるだけでなくその場に椅子が無くとも何のポスターかが伝わるようにしないといけない、といった指摘がありました。
今回の講評を受けて、夏休みまでの残りの授業で更にブラッシュアップを重ねていきます。











