KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼2年「エレメントⅡA」の中間発表が行われました

6月15日(土)1限目に、昼間部2年「エレメントデザインⅡA」(担当:片根嘉隆先生)の中間発表が行われ、専任教員の大松俊紀先生、髙平洋平先生が講評に参加しました。

課題内容は、身の回りの物が内在する「仕組み」を観察し、その構造をスケールや用途を変えながら新たなエレメントデザインへ発展させるというものです。

中間発表では、観察した仕組みを構造モデルとして立体制作したものを一人一人プレゼンしました。

身の回りに当たり前に存在するものほど、改めてその仕組みや構造をじっくりと観察することで、新しい発見を得られることが多く、新しいデザインのヒントへと繋がります。また、身の回りの物から構造を抽出しても、学生は既知の家具デザインへと落とし込むことですぐに結果を出そうとし、失敗する傾向にあります。

抽出したモデルがどのような新たなインテリアエレメントになり得るか?をじっくりと煮詰めていく創造性を学ぶ必要があります。

すぐに答えの見つからない一連の大切なデザインプロセスを実製作を通して学んでもらえればと思います。