KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼2年「住環境デザインⅡA」の最終講評会が行われました

7月29日(金)3、4限目に、昼間部2年生「住環境デザインⅡA」(伊藤寛先生)の最終講評会が行われ、ゲストにCHA(https://c-h-a.jp/works-1)の建築家・星野千絵さん、原﨑寛明さん、そしてNPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会の牛久光次さんにお越し頂きました。

課題は、「仕切らない家・開いた家」というタイトルで、墨田区京島のある敷地に住宅を設計するというもの。

(以下課題文より)

家を内側と外側の両方の視点から設計していきます。

内部の視点としては、家を細かく細分化・個室化せずに空間の作り方を工夫する事によってオープンな中に各自が居心地のいい居場所をどう作り出すかを探ってもらいます。

外側の視点としては、どのような形で外に開いた家として計画出来るか?それは内部空間において試みようとしている家族の関係を開いていく試みをそのまま都市的なスケールまで延長させようというものであるとも言えます。

授業の前半は他の建築の見学も含め基礎的な視点や造形のトレーニングに当てます。後半は具体的な敷地の中で1軒の住宅を実際に設計することを通して、人と空間の心地よい関係を探っていきます。