KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼3年「住環境デザインⅢA」の最終講評会が行われました

8月4日(木)1、2限目に昼間部3年生「住環境デザインⅢA」(担当:小山光先生)の最終講評会が行われました。講評会には、ゲスト講師として、建築家の勝亦優祐さん(勝亦丸山)に参加して頂き、冒頭でミニレクチャーも行って頂きました。

課題内容:不動産の価値を最大化するアイデア賃貸集合住宅

(以下、課題文より)

賃貸集合住宅の設計を課題とします。設計者が事業主に依頼されて設計するプロセスを実際の敷地で体験します。どのように資金が投入され、どのような事業計画でその資金を回収しているのか、事業主の立場を理解しながら設計してください。

敷地は駅から微妙に離れた少し寂れた商店街に面しています。他の賃貸物件と差異化するために「+αのアイデア」を考えてください。特定の趣味を好む人々が集う集合住宅、ビジネススタートアップしたい人達のための集合住宅など、立地環境も考慮しながらターゲットを想定してアイデアを錬ってください。店舗など別の用途が入った複合用途にしても良いです。事業主にとって収益を上げるための「アイデア」が、「周辺地域」の価値も上げて、商店街を活性化できる、集合住宅を設計してください。

(敷地情報)

所在地:東京都目黒区五本木2-4-8

土地面積 301.53㎡(91.21坪)

用途地域 第一種低層住居専用地域/近隣商業地域(用途境は敷地図参照)

建蔽率 60%・80%

容積率 150%・200%

準防火地域、第1種高度地域、第3種高度地域

*この課題は、同時期に開講している講義授業「建築法規と計画」ともリンクし、建築法規を設計課題を通して学ぶことにも繋がっています。

*昼間部では、今年度3年生から、卒業時に「二級建築士」の受験資格が得られるようになりました。