夜間部2年「商空間A」(担当:髙平洋平先生)の最終講評会が8月4日に行われ、ゲスト講師にはデザイナーの橋本潤さん(フーニオデザイン代表 http://www.juniodesign.com/)にお越しいただきました。
最終課題は第一課題で設計したギャラリーから続いて、西麻布に実在した複合施設を舞台に異種業態のテナント2店舗を設計する課題です。同じ施設内、近い位置にある複数のテナントをデザインすることは、否応なしに店舗同士、さらに共用部との関係も考慮しなければなりません。また、内部空間の設計であっても、常に外部環境とどのような関係を築くのか、その点をデザインに反映させることが非常に大切です。
多摩美大で准教授として指導されている橋本先生の的確な講評とアドバイスを受け、学生も設計に対してさらに理解が進んだように思います。
後期はいよいよ卒業へ向けた課題が始まります。この桑沢で学んだデザインに対する思考を、思う存分カタチにして欲しいと願います。