1月21日(木)6、7限目に、夜間部1年生「エレメントデザインA」(担当: 片根嘉隆先生)の最終講評会が行われ、ゲスト講師に桑沢SD夜間卒のデザイナー西尾健史さん(DAYS.代表)に来校頂き、専任講師の髙平洋平先生も参加しました。
課題は、「2つの機能を持ったモノ」。最終成果物は1/5スケールの模型でしたが、多くの学生は原寸大の作品制作に挑戦しました。
(課題内容)既存の家具の形や機能、素材の使い方を改めて考え直してもらう 。例えば座るものは誰もが知っているようなかたちを思い浮かべてしまうが 、一度その固定概念を捨て、機能やかたちがAともBとも言えるような曖昧なもので 、且つはっきりと異なる2つの機能を持った新たなインテリアエレメントを考えてもらう 。(中略)モデルや模型を自分の手で作ることによって 、意匠と構造のバランス、そして自分が設計したものが出来る過程を理解することも目的のひとつである 。(以上、課題文より)
自分のデザインをどのように製作するか、図面や模型だけでなく原寸大で検証することが大切だということに学生は気付いてくれたと思います。そして、制作を通して、作り手側の苦労を知ることと同時に、ものづくりの喜びも感じることができたはずです。