夜間部2年生「エレメントデザインB」(比護結子先生)では、「空間を構成するすべての要素をエレメントととらえ、幅広い視点からエレメントデザインを行う」というテーマのもと、授業が進められています。
現在は、身の回りのものから、30以上のカタチを抽出するなど、以下のスタディの真っ最中です。
・ さまざまな切り口からカタチをつくる、複数の手法を体験する
・ 短時間で複数のカタチのアイディアをつくる
・ 言葉やアイディアからカタチへつなげるスキルを身につける
デザインは正解がないので、出来るだけ多くの様々な可能性を試してみることが必要です。2年生以降では、「1案に拘らず、考えられる可能性を全てまず試す」ことが求められます。形の可能性は無限に存在します。1年時の授業で行われた形の純粋な追求である基礎造形教育をもとに、これらの形の創造が、 ”デザイン” という機能や用途などの条件が加わった時に、どのように発展可能か? が重要となってきます。
今後どのようなデザインに昇華されていくのか楽しみです。