1月29日(月)6、7限目に、夜間部2年生の卒業生作品展に出品する授業課題「住空間B」(押尾章治先生)と「商空間B」(久山幸成先生)の合同講評会が行われ、ゲスト講師には、建築家の六角美瑠さん(http://www.rokkaku.biz)に参加して頂きました。
課題は「KAMIYAMA-CHO COMPLEX」というタイトルで、渋谷区神山町の敷地(奥渋)に、住空間と商空間を複合(コンプレックス)させた建築をインテリアまでしっかり設計するというもので、課題条件は以下となります。
【課題条件】
*建築全体における住空間と商空間それぞれが占める(空間の)割合やその配置は自由とするが、必ず住空間と商空間の両方を入れること(例えば、全体の空間を100%とした場合、住=30%+商=70%や、住=60%+商=40%など、その割合の配分は各自が自由に決める)。
*住空間とは、集合住宅、または個人住宅(建物のオーナー専用の住空間)など、複数の人間や個人が日常的に住む空間とする。
*商空間とは、商業空間を意味し、飲食空間(飲食店)、物販空間(物を販売するお店)、ギャラリーその他何でも良いものとするが、商業的利益を生む空間とし、公共施設は不可とする(公共施設とは、役所、図書館などいわゆる公共のための建物や空間をいい、(専門)学校や大学のサテライト施設は不可とする)。
*最低限の建築法規は守ること(建蔽率、容積率、高さ制限、斜線制限など、先生が指示する内容)。
*敷地の特徴をよく考慮した内容とすること。
当日は、卒業生作品展への選抜も行われ、大変白熱した議論となりました。