夜間部2年生の課題では、渋谷ハチ公前広場に『感覚を刺激する広場』をデザインするという課題が出題されています。
押尾章治先生が担当する授業では、毎年まず最初に、ハチ公前広場周辺でランダムかつ出来るだけ無意識的に数百枚の写真を撮ることから始まります。そして後から自分の写真を再構成し、リ・プレゼンテーションすることで、自分がハチ公前広場のどのような現象に注目しているかを自己分析していきます。
最初から自分の好きなものをデザインするのではなく、自分さえも自覚していない関心事を掘り下げていくことから、新たなデザインを生み出すことを学びます。