授業の近況

授業の近況

レクチャーシリーズ 第5回 宮崎晃吉氏(HAGI STUDIO代表)が行われました

2018/01/11

レクチャーシリーズ第5回目のゲストは、HAGI STUDIO代表の宮崎晃吉氏でした。

宮崎氏は、東京芸術大学大学院で建築を学んだ後、磯崎新アトリエで勤務。その後、東北大震災をきっかけに、東京・谷中の築60年の木賃アパートを改修した「最小文化複合施設」HAGISOを2013年に始め、株式会社HAGI STUDIOを設立した。HAGISOは今では、エールフランスの機内誌でも紹介されるほど海外でも高く評価されている。

宮崎氏は講演の冒頭で、今の世の中を「(物を)もてあます時代」、そして「全て(の価値観)が反転する時代」と話した。今の世の中は物にあふれており、古くなったりして使えなくなったものなどに対し、どのように価値を再生するかという「リノベーション(renovation)」、つまり「re」-「innovation」(もう一度革新を起こす)が試されている世の中だと話す。

また、「Hack the city(街をのっとる)」という考えも話された。街において、今まで繋がりが無かったもの同士を繋ぎ、関係を新たに構築することで、街全体を再構成しようという考えである。これらの考えはまさに、HAGISOで試されたことであり、HAGISOでは、今までhotel(宿泊施設)内に存在していたレストランやバスルームといったものを、街に存在する飲食店や銭湯と共同することで、「街=hotel」として再構成している。

宮崎氏は、自身が影響を受けた広瀬郁氏の著書「建築プロデュース学入門」を紹介しながら、建築家やデザイナーが施主が抱えるお金の面にいかに無頓着かを話し、プロジェクト予算のマネージングも含め、施主と共同作業しながら(時には自分が施主兼デザイナーになり)、プロジェクト自体を成功させることの重要性を様々なHAGI STUDIOでの具体例をもってお話された。

今までのように、ものに価値を付加することで、ものの価値を高めていた「付加価値」の時代から、それを利用する人や街に敢えて負荷をかける「負荷価値」という新たな考え方へ移行していく重要性もお話された。

*次回(1月13日)のレクチャーシリーズは最終回で、建築家の藤野高志(建築家、生物建築舎代表)を予定しております。

生物建築舎
https://sites.google.com/site/ikimonokenchiku/home

lecture series_#5_1

lecture series_#5_2

lecture series_#5_3

lecture series_#5_4

lecture series_#5_5

lecture series_#5_6

lecture series_#5_7

最新の近況

sd2

夜2年住環境デザインBの中間発表が行われました

2018/06/22

6月8日(金)6、7限目に、夜間部2年生の住環境デザインB(大松俊紀先生担当)の中間発表が行われました。 課題内容は、建築家・篠原一男設計の「土間の家」の敷地内に、新たな住宅を設計するもの。 「土間の …

昼3年住環境デザイン3Aの中間発表が行われました

2018/06/21

6月4日(月)1、2限目に、住環境デザイン3A(渡邉健介先生担当)の中間発表が行われました。講評には、この授業に客員教授として、中間発表と最終講評に参加して頂いている渡辺真理先生、木下庸子先生のお二人 …

ueharadori

「上原通りの住宅」(篠原一男設計)の見学会開催

2018/06/07

6月4日(月)の午後に、昼間部2年生、夜間部1年生の授業「ドローイング」(大松俊紀先生担当)の一環として、建築家・篠原一男設計の「上原通りの住宅」の見学が行われました。 見学には、昼2年の授業「住環境 …

008

「インテリアデザインB」第1課題の講評会がありました

2018/06/07

5月31日(木)6、7限目に、夜間部2年生の「インテリアデザインB」(小川暢人先生担当)の第1課題(オフィスの設計)の最終講評会が行われました。 講評会には、山口陽平氏(トレイルヘッズ株式会社、代表取 …

K+M_20180529_09

昼3年KEIKO+MANABUゼミの第1課題「ザ・ステージ」の最終講評がありました

2018/06/02

5月29日(火)1、2限目に、昼間部3年のKEIKO+MANABUゼミで行われた第1課題「ザ・ステージ」の最終講評があり、株式会社ノムラデュオの取締役でデザイナーの山田祐照氏がゲストで参加してくれまし …