KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

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去年度後期のレクチャーシリーズの模様を連載します。第1回は後藤連平さん

2021年度後期(11月〜12月)に行われた夜間レクチャーシリーズの模様をお伝えするのを忘れておりましたので、1回目から5回目までの内容をお伝え致します。

レクチャーシリーズ第1回 (2021年11月6日)*オンラインレクチャー

ゲスト:後藤連平さん(建築ウェブメディア編集者)

後藤連平さんは1979年に静岡県磐田市に生まれ、2002年に京都工芸繊維大学造形工学科建築専攻卒業。2004年には同大学大学院を修了し、組織系設計事務所勤務。その後2007年に設計事務所勤務の傍ら、建築と社会の関係を視覚化するメディアである「アーキテクチャーフォト」というウェブサイトを設立、そして現在に至る。

誰でもインターネットに接続できる時代が来るより前に、インターネットの可能性を感じ、発信を始めていたというのがアーキテクチャーフォトの強みだという。

アーキテクチャーフォトに掲載する作品の基準として大切にしていることは、建築家が目指すところに寄り添うことだと後藤さんは語る。例えばテクノロジー分野で建築を追求したい人、建築の歴史の第一歩を作り出したい人など、建築家ごとに追求していることが違う。建築家がどういうことがやりたいのかを把握し、そしてクオリティを判断する。その問題に深く取り組んでいるかどうかで、作品の良し悪しを考えているそうだ。

以上のことなどは、後藤さんの著書『建築家のためのウェブ発信講義』(学芸出版社)にも書かれているので、是非読んで見て欲しい。

色々なことに取り組み、後から振り返ると、それが自分の強みになっていることがかなりあると後藤さんは言う。例えば友達に誘われて建築を見にいくことであったり、お勧めされた本を素直に読むことであったり。その時はピンと来なくても、いつかその経験がいきる瞬間があるとのこと。

振り返りを常にし、食わず嫌いをしない。色々なことに出会い、そしてトライする。それが未来で生き残るために重要なことではないか、と学生へ向けてメッセージを頂き、レクチャーを締めくくった。