7月5日(火)2限「インテリアデザイン概論」(鈴木紀慶先生)の授業で、デザイナーの小泉誠さんがゲスト講師として登壇しました。
小泉さんは、1990年にコイズミスタジオを設立。箸置きから建築まで生活に関わるもののデザインを手がけており、ものづくりの現場と密に接するプロジェクトを続けています。
今回は、そもそも家具とは何なのかというお話から始まり、小泉さんの実際のお仕事についてお話いただきました。
大切にされている作り手を意識したデザインの事例として、大雪の大切プロジェクトを挙げ、ものづくり以前に工場の環境づくりから時間をかけて始めたこと、デザイナーと作り手の関係性の垣根を超えた関わり方によって、作り手の作りたいものを引き出し、それが結果的にものづくりの可能性を広げることに繋がるのだと話されていました。
”ものづくりは人づくり”で、デザインとは誰かとどこかで作るもので、時間をかけて信頼を築きしっかりと作ることが大切であること、そうすることでものづくりを通じて自分達も成長することが出来るのだとメッセージをいただきました。