KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼3年 藤森泰司ゼミの発表審査会が行われました

2月10日(水)に、昼間部3年生 藤森泰司ゼミ(担当 藤森泰司先生、藤原俊樹先生、髙平洋平先生)の卒業制作審査発表が行われ、ゲスト審査員に建築家/デザイナーである寺田尚樹さんに来校いただきました。

藤森ゼミは観察・デザイン・実制作を通して空間におけるエレメント(モノ)を研究するゼミです。一人ひとりが日常を観察することから始め、そこで発見した様々な現象を拾い上げ、素材や構造に転換しながら具体的なかたちへと昇華してきました。

コロナ禍における閉塞感のある生活の中でも、学生たちは改めて日常を見つめ直し、より豊かな生活を送るために必要な「モノ」とは何かを考え続けてきました。その思考から派生した新しいかたち、エレメントが人・空間・環境へと関係を発展していく最初の一歩となるような作品に仕上げました。

今年度の学生は6名という少人数でしたが、ゼミマスターの藤森先生とより深くデザインについて議論する場を持てたこと、それこそがデザイナーとして社会へ出る学生にとって貴重な財産となったのではないでしょうか。