KDS-SD 桑沢デザイン研究所
スペースデザイン

Spotlight注目の授業

昼3年「住環境ⅢA」の最終講評会が行われました

7月31日(月)1、2限目の昼間部3年生「住環境デザインⅢA」(担当:小山光先生)において最終講評会が行われ、ゲストとして建築家の駒田由香(駒田建築設計事務所、http://komada-archi.info/)にお越しいただきました。

課題内容は「都市の集合住宅_外部の人も集まれる複合集合住宅」というタイトルで内容は以下となります。

(課題文より抜粋)

自由が丘の緑道に面する敷地に、他の集合住宅と差別化して、収益性を向上させる工夫をした「外部の人も集まれる」複合集合住宅を提案してください。自由が丘の商業地では上層階まで商業テナントを入れることは困難なので、周辺もマンションが多いです。普通のマンションでは収益性に限界がありますが、外部の人々も集めることで、上層階まで収益性の高い建築にできないか考えてください。外部との交流拠点となるカフェ、ベーカリーやランドリーをテナントに入れたり、コワーキングスペースを設けたり、集合住宅の住戸内に商いスペースを設けてもよいです。自由に提案してください。

昼間部スペースデザイン専攻では、3年生の集合住宅の設計課題は選択授業となり、エレメントデザイン(家具などのデザイン)かどちらかを選択することになります。

3年前期には、「建築法規と計画」という建築基準法を学ぶ授業もあり、この集合住宅の設計課題では、色々な法規上の条件をクリアすることも求められます。