7月26日(金)6、7限目に夜間部1年「表現技法(ドローイング)」(担当:大松俊紀先生)の最終講評会が行われました。授業の前半では東京たてもの園にある前川国男自邸を見学した後、前川自邸の平面図、断面図を手描き図面で描きながら、建築図面の描き方を学びました。手で線を一本一本描くことで、それらの線が何を表しているか、線の意味も考えながら描く力を養います。最後の課題では、夜間の学生が入学してから初めて取り組む建築の設計課題で、6m×6m×6mの大きさの立方体内部を、3人家族のための住宅として設計する課題です。写真は、1/50模型の最終提出、講評の様子です。この住宅設計課題は、あくまで図面の練習のための設計課題ですが、学生は初めて取り組む建築設計に、各自のこだわりを見せながら真剣に取り組んでいる様子でした。
空間設計のプロセスを学ぶのは後期からですが、今回の課題の反省点を活かしステップアップしていくことを期待しています。